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Cryptic Writings 
Chapter:2

   第2話 Mission KidNap

前回までのあらすじ
  
 凍結されたはずのマルチを街で見かけた。
 セリオが殺人事件に使用された事に憤慨する長瀬。
 会長は、長瀬に『この件』についての全権をたくした。 

        ―――――――――――――――――――――――
Chapter 2

主な登場人物

藤田浩之
 16歳。目つきの悪い事を除けば、ただの元気な高校生。…のはず。

長岡志保
 16歳。カラオケの巧い事を除けば、たぶんにただの女子高生…だよな。

神岸あかり
 16歳。お下げの似合う、多少童顔な少女だ。
    PS版はそうでもないが…

        ―――――――――――――――――――――――

 寺女から帰る最中の綾香。
 聞き慣れた着信音。
「はい」
『綾香御嬢様』
 セリオだ。
「何?電話をよこすなんて」
 セリオといっても、HMX-13、初期試作型のセリオだ。
 マルチと同時に試験中だったセリオが気に入った彼女は、無理言って(もしかして手が出たかも知れない)
 自分の物にしたのだ。
『はい。どうしても、との主任からの依頼です』
「しゅに?ああ、長瀬のおっさんね」
 結構気さくに話してくれる奇人変人。
 彼女にはそう言うイメージしかない。
『マルチを探して欲しいそうです』
 マルチ。
 綾香は一瞬変な顔をする。マルチと言えばつい最近販売されたメイドロボのことだと思ったからだ。
「ねえ、それって、もしかしてあたしの良く知ってる?」
 セリオの返事がやけに遅く感じられた、
『――はい』
 間が長すぎると思った。

 マルチの試験期間は8日間。
 その間に様々な人間が彼女の前に現れた。
 だが、それで終わったはずだった。
 長瀬は会長が去った直後、『娘』を事を思い出してマルチが寝ているスペースへと向かった。
 研究施設の隅に作られた一角。
 そこに備え付けられたコンピュータが、マルチのために作られたスペースだ。
 彼女の筐体はメンテナンスの都合上、完全に乾燥させた部屋で寝かされている。
 そしてデータはOSから離れたただのバイナリとしてだけ、存在した。
 そうしなければ、彼女は寂しがってしまうからだ。
 このコンピュータは常に動いている。
 週に一度メンテナンスで停止する以外、常に動き続けている。
 エディタを立ち上げて、彼は『娘』を見ようとした。
 その時、不自然な物を感じて、先に彼女の様子を窺いに行くことにした。
 彼女の筐体をしまう乾燥室は、すぐ側にある。

   がちゃ

 厳重にパッキンされた扉の向こう側に、彼女が寝かせられていた。
 近づいて、長瀬は眉を顰めた。
――主任、もう少し顔はほっそりした方がいいですよ?
 勿論彼は反対したのだが。
 確か、HMX-12がセリオの廉価版として販売されることが決まってから、細かく煮詰めた事があった。
 ルックスについてだ。
 試作型には細かい表情を浮かべるために搭載した疑似表情筋を、廉価版では取り除いたのだが、
 その際顔を細くするか否かというたわいのない物だった。
 だから、ここに寝ている彼女達の『姉』は、もっとふっくらした顔をしているはずだ。
 もっとも、それを見分けられるのは彼ぐらいだろうが。
――すり替えられた?
 先刻感じた違和感は、コンピュータに侵入されたからか?
 慌てて先刻のコンピュータの接続ログを探す。そして、内容を表示させる。
 数分もしない内に、出た。
 Anonymous log-inの形跡が残っていた。
 無論、完全な違法ハッキングなのに、素人じみたログの残し方をしている。
――…!奴か!
 長瀬は見えないはずの男の顔を、画面を睨み付ける。
 普段は穏和な長瀬の表情が、その時だけはまるで別人のような表情をしていた。

『――主任は非常に感情を害しておられました』
 セリオの言葉はまだ続いていた。
『HMX-12マルチは、誘拐されたそうです』
「ゆうかい?」
 聞き返して思わず辺りを見回した。
 大丈夫、誰も聞いていなかったみたい。
――第一、あの娘なら『誘拐』よねぇ
 思い返しながら、綾香はセリオに聞いた。
「それで?何か手がかりはあるの?」
『詳しくは、お帰りになられてからお話しします』
「そうね、分かった」
『――では、失礼します』
 

「ヒロ!聞いた?」
 初めの授業の休憩時間、あかりと今日の予定を話していた時の事。
「こら、やかましいだろーが!」
 パックのカフェオレを潰しながら志保に向かって叫んだ。
「なによ、こら。志保ちゃんが折角最新情報を手に入れてきたってのに」
 校舎に志保の声が五月蠅く響く。
「黙れ。がせネタ掴まされる身にもなってみろ」
「きーっ、何ががせネタよ!正真正銘最新の情報よ!それもつい先刻聞いたばっかりの」
 でもその出所はいい加減で訳の分からないもののほうが多いのではないのか?
 浩之は敢えて何も言わない。
「…んで?なんなんだ」
 浩之が聞く姿勢になったのを見て満足したのか、志保はふふん、と笑みを浮かべる。
「そーそぅ。実はね、雅史の事なの」
 流石におちゃらけた雰囲気は彼女からも消える。
 真剣な表情と『雅史』の名前に浩之も真面目な表情になる。
「雅史?」
「そう。あのね、昨日の夕方、クラブから帰る途中で通り魔に襲われたみたいなのよ」
 人差し指を立てていかにもそれらしく言う。
「また。…どうせ単なる事故だろ?」
 浩之はため息をつきながら言う。いい加減、こいつのホラは聞き飽きている。
 今更簡単に騙されるはずもない。
「でも雅史って女の子みたいな顔してるから、ストーカーとかに襲われてもおかしくないじゃない」
 とか、最もらしいことを言う割に、その中身が信憑性の低いものが多い。
 こいつはただゴシップ記事が好きで、そう言う話をおもしろおかしくしているだけに過ぎない。
――記者よりは作家に向いてるんじゃないか?
 浩之は何度かそう思ったこともある。
「そこまで言うなら、お前も行くか?雅史の病院に」
「え?もしかして知ってるの?」
 浩之はため息をついた。
「あのなぁ。これでも同じクラスだから知ってて当然だろ?」
 肝腎な情報は一切入っていないのが彼女らしいと言えばらしいかも知れない。
「あ、そりゃそーよね。んじゃさ、雅史のところに行く前に調べ物してくるわ」
「調べ物?」
 浩之はあからさまに嫌そうな表情を見せるが、そんなことはお構いなしに続ける。
「ええ、昨日雅史が襲われた場所とかよ」
 はああ、と大きくため息をついてぼりぼり頭をかく。
 それを見て志保が目を大きく釣り上げてみせる。
「何その態度、信用してないのね?」
 と言っても、彼女を信用するに足ると考えるには問題がある。
――いや、待てよ?
 こいつを信用するよりも、もっと信頼性の高い物があった。
「…よし、それなら俺も調べてやろう。少なくともお前よりも正確な情報をつかんでやる」
 あかりと志保が二人揃って目を丸くする。
「浩之ちゃん」
 あかりが咎めるような声を出して、志保は目を細める
「ええ?え?何、この志保ちゃんと勝負しようっての?面白い、受けて立つわよ」
 にやり、と浩之は笑みを浮かべた。
――勝ったな
「いいだろう。雅史のところに行くまでに調べる事にしよう。時間と場所は…」

 浩之の勝算。
「いいぜ先輩、準備、できたぜ」
 薄暗い部屋に、蝋燭の灯火だけが灯る。
 陰鬱な雰囲気を醸し出す装飾と、部屋の真ん中の燭台に灯された灯りが別世界を作り出す。
 中央に立つのは、三角形のとんがり帽子に、マントを羽織った女性。
 この雰囲気の中で、彼女が妖艶な美女に感じられないのは、おっとりとしたその動作に、ぼーっとした表情のせいだろう。
「…」
「え?あ、はいはい」
 ぼそぼそとした小さな声に、あかりは先刻から何を言っているのか分からなかった。
「…浩之ちゃん、よく分かるね」
 ゆら、と蝋燭の影があかりの表情をよぎる。
 浩之は準備を終えると彼女の座る場所まで来て、隣に座る。
「ま、な。良く聞けば分かるぜ」
 そんなことを言っても聞こえないんだけど。
 そう思いながら先輩――来栖川芹香を見つめた。
「…綺麗だけど、こんな事してたんだ」
「変わってるよな。…でも、志保より信用できるぜ」
 くるり、と急に芹香が振り返る。
「…」
「え?ああ、ああ分かった。ごめんな」
「何?」
「施術の最中は静かにお願いします、だって。悪霊とかが来るかも知れないから」
 先輩と呼ばれた彼女は、ゆっくりと燭台の方へ向かい、両手を差し上げた。
 いつものように魔術の実験を行っていた彼女に、雅史に昨日何があったのか調べて欲しいと頼み込んだのだ。

  ごぉおおお

 そんな音が聞こえたような気がした。
 大きく蝋燭の炎が燃え上がって揺れる。
 隣に座っていたあかりがそわそわし始める。
 浩之は小声で彼女を責める。
「ばか、だからついてくるなっていっただろうが」
『雅史ちゃんのことを探るんだったらついてく』と珍しく強く主張したあかり。
 でも、この雰囲気はどうも苦手らしい。
「だだって」
 まさかこんな真似をするとは思っていなかった。
 浩之はため息をついてあかりの頭をひっつかんで、わしわしと乱暴に撫でる。
「落ち着けっての。…だから、反対したんだぞ」
「…うん…ごめん」
 儀式は滞りなく続けられている。
 今度は一度炎が大きくなり、まるで誰かが吹き消したように瞬時に消えた。
 辺りは一気に暗闇へと沈み込んだ。
「ひゃ…」
 煙が漂う。
 浩之は冷や汗を垂らしながら必死であかりの口を塞いでいた。
――声を出すなってのに
 顔を覆う手から、彼女の震えが分かる。
 浩之もまるで心臓を鷲掴みにされた気がした。
 煙。
 いや、それは煙ではなかった。
 煙だったら、何故暗闇で燐光を放っているんだ?
 ゆっくりそれが何かの形を象っていく。
 伸びて、縮んで、ラグビーボールがゆっくりへこんだり飛び出したりする。
 やがて落ちくぼんだ場所が潤んで、両の瞳になった。
「!…!!…?」
 その時、ぴたっとあかりの動きが止まった。
 …目を開いたまま気を失っている。
――誰かが見たら死体と間違われるぞ…
 と思いながら浩之は彼女の顔に手をかざして、目を閉じさせた。
  て、一番死体扱いしてるのはお前だ!

 数分後。
 再び蝋燭の炎が音を立てて爆ぜ、元のオカ研部室が戻ってきた。
「…」
 雅史は昨晩、暗い路地で誰かに後ろから殴られたらしい。
「え?じゃ、通り魔にあったって事?」

  こくこく

「…志保の言うとおりだったね」
 あかりが惚けたようにいう。
「何か悔しいけどな。…ああ、先輩、わざわざありがとう。え?ううん、別に失敗した訳じゃないんだろ?
 んじゃ、またよろしく」
 志保が喜ぶ顔を目にすると思うと足取りが重い。あかりを引きずるようにして外に出ながら、浩之は言った。
「取りあえず一息入れるか」
 

「――お帰りなさいませ」
 いつものように彼女は待っていた。

 綾香は自分の部屋に帰ると、着替えもせずにすぐにセリオを呼んだ。
 普段から『御嬢様』らしくない言動で文句を言われるが、この日もそうだった。
「――一度シャワーを浴びられては」
 制服姿のままソファに座る彼女を見咎めるように言う。
「そんなことはいいの。どうせ、すぐ出かけるんだから」
 綾香はそう言うと足を組んで、膝の上に自分の手を置く。
「早速聞かせて頂戴。どういう事情なの?」
「――分かりました」
 セリオは決して姿勢を変えることなくまるで呟くように言った。
「かいつまんで事情を説明します」
 長瀬主任から伝えられたこと、それは大体次のような物だった。
 先日隆山である連続殺人事件が終焉を迎えた事。
 犯人が、どうやらセリオ型メイドロボらしいということ。
「来栖川グループとしては、このような不祥事に対して前向きに検討したいと」
 綾香はため息をついて睨むような目をする。
 自分の爺さんについてだ。
――何が前向きによ。あたしまで駆りだしておいて
 どちらかというと好きになれない自分の祖父に悪態をついてみせる。
「それと主任の依頼と、どう関係有るの」
「――はい。首謀者と思われる最も有力な人間が、マルチをさらった形跡を残していたのです」
 綾香はますます難しい顔をする。
「どういうこと?」
「――犯人は、来栖川の元研究員だと言う事です」
 セリオの淡々とした、一定の間合いを持った喋り方が余韻を残す。
――…何のためかしら
「…」
「――主任のたっての『お願い』です。まだこのことは会長の耳には届いていません」
 ああ、そうか。
 綾香は今の一言で合点がいった。
 もう彼の中では相手の顔まで分かっているのだろう。
 だが、他人に確たる証拠を見せることができない。
――マルチに詳しい人間に調査させたい訳ね…
「分かったわ。それで?一体あたしは何をやればいいの?」
「――御説明します」
 ゆっくり照明が落ちると、部屋の一部がまるでスクリーンのようになる。
 最近綾香が新しく金をかけたシステムだ。普段は映画用に使っているのだが、セリオの回線を接続できる。
 直接コンピュータでコントロールできるシステムだけに、セリオでも外部から繋ぐことができるらしい。
 スクリーンに地図が映し出される。
 良く知っているこの街の地図だ。
「現在確認した情報では、表情のあるメイドロボが」
 ぴぴと赤い光点が幾つか灯る。
「御覧の店舗で確認されております」
「…じゃあ、これらの店にはマルチが行った可能性があるのね」
 セリオはこくんと頷く。
「私は、明日この店を回ります」
「そうね、聞き込みは任せる。…じゃ、あたしは人海戦術でいこうかな」
 セリオが何か言いたそうに綾香を見返す。
「――人海戦術、ですか」
 綾香は人懐っこい笑みを浮かべる。
「そ。あたしらだけで動いても限度って物があるでしょ?」
 人差し指を立てるとウインクして立ち上がる。
「取りあえず情報収集すればいいのよね」
「――正確な情報がなければ、動くことはできません」
「んじゃ、取りあえず動くわ。セリオ、万が一の事を考えて直通回線をお願い」
「――わかりました」
 綾香は立ち上がってセバスチャンを呼び出す。
――あのおじさんには借りはないけど、マルチが心配だしね
 音もなく巨漢の執事が現れると、すぐに彼女は身を翻した。
 

 病院の白。
 漂白したような白。
 全てを消し去った後のような白。
 その中に、彼はいた。
「雅史」
 扉が開き少年が顔を出した。続いて二人の少女が現れる。
「雅史ちゃん、大丈夫?」
「雅史?」
 一斉になだれ込んでくる友人を、少し困ったような表情で迎える。
 内心、非常に嬉しいのだろう。全く文句は言わない。
「うん、ありがとう」
 雅史は頭に包帯をぐるぐる巻き付けられてベッドに寝かされており、非常に痛々しい格好だった。

 雅史の状態は特に問題のない物らしい。精々、あっても骨折程度とのことだ。
 面会の手続きをしながら浩之は話を聞いた。
 聞いて初めて、自分達が心配していたことに気がついた。一斉に胸をなで下ろした時には顔を見合わせて笑ってしまった。
 そして教えられたとおりの病室まで、ほとんど無言で歩いた。
「…浩之ちゃん」
「あ、ああ」
 あかりから果物を受け取って、ずいっと雅史の方に突き出す。
「ほら雅史。入院しているうちにくえ」
 くえ。と言われても、そこに乗っている果物の量は半端じゃない。
「一人でこれだけ食えっていうの?相変わらず無茶な事を」
 と言いながら少し身体を起こしてそれを脇に置く。
「本当は起きても大丈夫なんだろうけどね、頭を殴られてるから安静にしろって」
 彼は再び大きな枕に身体を埋める。
「そうよ、雅史が怪我したって聞いて心配したんだから」
 身を乗り出すように、志保。
 志保がこれだけ言うのも珍しいな、と浩之は怪訝そうな顔をする。
「ま、何にせよ元気ならそれでいい。どれぐらい入院する事になるんだ?」
「…それが…」
 雅史は少し苦笑しながら言った。
「もう一日程度だよ。精密検査して何事もなければそれで帰れる」

  がた

「なぁにぃ?」
 浩之は巻き舌になりながら椅子を蹴って立ち上がる。
「ひ、浩之」
 余程怖い顔をしていたのだろう。雅史がベッドの上にも関わらず後ずさる。
「そんなもん入院のうちにはいるか!畜生!折角の果物が無駄になったじゃねーか」
 いや、無駄にはなってないと思うが…
「あ、雅史ちゃん、あとこれ、今日の授業のノート」
 浩之が噛みつきそうな顔をしているので、その間に入りながらあかりはノートを差し出す。
「ありがとう」
「あ、そうだ浩之、例の件、覚えてるんでしょうね」
 さらに志保がまくし立てる。志保の嬉しそうな表情からすると、余程の自信があるのだろう。
「…ああ、俺も確認したよ。お前の勝ちだ、っつーか、雅史に聞いた方が早いんじゃねえか?」

  ぱちくり

「そ、そういやそうね。たまには良いこというじゃないの」
 志保と浩之は一斉に雅史の方を向いた。
「で、どーなの?」
「…な、何が?」
 視線をふらふらさせている雅史を見てため息をつくように、浩之は言った。
「昨晩のお前の行動だよ。どうして入院してるのかって」
 ああ、と雅史は手を打った。
「そうだった。浩之、昨晩マルチちゃんに会ったよ」
「なぬ?お前も会ったのか?」
 雅史はにっこり笑って応える。
「会ったって言うよりも、僕が一方的に見つけただけだけど…」
 そう言うと彼は少し難しい表情をして視線を外す。
「…もしかして、マルチちゃんは、何かとんでもないことになってるのかもしれない」
 顔を上げて、浩之を見る。浩之も、隣にいる志保も真剣な表情をしている。
「僕が殴られたのはそのすぐ後なんだ」
 

 次回予告

  セリオと綾香の調査は進展してゆく。
  雅史の病院を離れた浩之は、綾香と出会う。
  「別に。…あたし、嫌いな人間と食事はしないしね」
  果たして、マルチは誘拐されているのか?それとも…    
  
  Cryptic Writings Chapter 2:Perfect crime 第3話『Sample Return』

   気の強い御嬢様だ。噂通り、と言う奴か

        ―――――――――――――――――――――――


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