りみっとぶれいかーず!――Road to the Circuit――
第5話で使用されている語句
◆ミニ
数社が受け継ぎながら世に出したコンパクトカーの事。
ミニ=○○という名前で呼ばれ、ミニクーパーはミニを知らない人間でも聞いたことがあるだろう。
ここで走っているのはランドローバー社のミニ=メイフィアであるが、外装を除いて全く別物と言って良い。
最新はBMWから出たらしい。
◆危うい挙動
ロールアンダー出っぱなしという漫画のような動き。
ちょうどタイヤが路面に食いつこうとしているのではなく、あたかも張り付いているような奇妙な挙動である。
◆Danger!
『スクランブル機能付きブーストコントローラー』の赤いスイッチのこと。
設定したブースト圧にスイッチ一つで切り替えられるターボエンジンの最終兵器。
何故スクランブル機能がついているのか?それは、『それだけ危険な加圧』だからだ。
緊急加速時、○秒間までなら耐えられるとかそう言う感じのものだ。
◆不安定に車体が揺れて
これは間違いなく100km/h近く出てるね。
急ブレーキ、それもABSがついていないとタイヤはロックするし、ロックすれば不安定な挙動を示す。
特にEG6はフロントヘビーもいいところ重いので(リアが軽すぎる?)下り坂では恐ろしく不安定になる。
不安定、というのは『フロントがグリップを失いそう』で『どこかにすっ飛んでいきそうな』感覚のこと。
ハンドルは激しく揺れ、もちろんグリップを失うとアンダーが出てやばいです。はい。
しかも気を抜くとグリップが戻ってハンドルに反力が掛かってドライバーにダメージがいきます。
◆タイヤは限界を超えた
速度によってはハンドルを切れる切り角が違う。
切りすぎるとFFでもフロントグリップは消えて、ものすごいことになる。
◆聞いた事のないエグゾースト
車によって、エンジンによってだいぶ違います。ステンレスエキマニってだけでもかなり変わります。
フェラーリに至っては日本車ではあり得ない音を立て、人によってはそれがたまらないという。
低音ばかりが排気音ではありません!
◆全体が翼か何か
こういう空力ボディをした車は、日本ではNSXだけ。
以前は上の流れだけだったものが、車体の下も考えるのが今の必然。
テールのディフューザーやNSX-Rのフロントの隙間などが代表的。
無論その為だけに作られているので、乗り心地等はもう無視。